L-マガ
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頭で身体を説得する?

2020.06.16

 

モダンゆもじスタッフMeliです。

 

 

「腑に落ちない」っていう感覚、ありますよね。

 

 

ご存じのように、「腑に落ちない」というのは「納得がいかない、釈然としない」こと。

 

 

この「腑」ってなんでしょう?

 

 

五臓六腑の「腑」です。

 

 

「五臓」は心臓・肺臓・脾臓・肝臓・腎臓。

 

「六腑」は大腸・小腸・胃・胆・膀胱・三焦(胃の上(上焦)・胃の中(中焦)、膀胱の上(下焦))だそうです。

 

つまり「腑」は消化吸収や排泄を司る器官。

 

 

「腑に落ちない」とは、「消化も吸収もできない」し「うまく排泄できない」という身体の感覚から来ている表現なんですね。

 

 

「消化吸収する」のは、取り入れたものを分解して、自分の身体の一部にすることですよね。

 

 

「排泄」は、消化吸収したり身体た新陳代謝する際、不要になったものを身体の外に出すこと。

 

 

それを食べ物以外のことでもこういった表現をするのは、

 

 

単なる比喩というわけではないと思います。

 

食べ物でなくても、「腑に落ちない」と感じる時は、その事柄がうまく自分の一部にならないし、今度は要らないと思ってやめようとしてもうまくやめられない、ということになります。

 

 

これがもし食べ物だったら、食べませんよね?

 

 

でも、日頃物事において、「なんとなく腑に落ちない」と感じているのに、

 

「あの人がそう言うんだから、これでいいに違いない」とか「気は乗らないけど、これが普通だからこれでいいはずだよね」みたいに、

 

打算や慣習、うわべの常識などを優先してしまうこと、ありませんか?

 

身体の感覚より頭の思い込みを優先するということです。

 

そして頭が身体を説得して身体の感覚を無理に封じ込める。

 

 

これは説得させられてはダメなヤツです。

 

六腑が「これは私には消化できない」と訴えているのに、

 

無理やり食べさせるみたいなことになとどうなるか。

 

食べ物なら消化できず、嘔吐するか下痢をする。

 

一時的にですが身体が弱ります。

 

食中毒のような状態になります。

 

 

つまり、「腑に落ちない」ことをやってしまうと、

 

物事はうまくいきません。

 

そして身体にも不具合が出ます。

 

比喩的にではなく、実際に身体がストレスを受けます。

 

たまになら回復もできるでしょうが、

 

いつもいつもそれをやっていると、

 

慢性的に病気になりますよね。

 

 

いつもMeliが言うように、身体はセンサーです。

 

センサーを磨き、自分の力を弱めるモノを自分の中に入れないようにすることは、エネルギーの浪費を防ぎ、自分らしさを発揮することにつながります。

 

 

現代人において、頭の力は強いですので、

 

身体が頭の圧力に負けて消化できないものを無理に飲み込まないようにしたいものですね。